小児の尿もれの悩み
尿もれで悩んでいる障がい児さん、意外と多いんじゃないかと思います。
我が家も、ベビーサイズのオムツを卒業する前から尿漏れに悩んでいて、看護師さんやメーカーさんに教えていただいた当て方に助けてもらいました。
成人向けの当て方だと、まだ陰茎が小さくて全然意味がなく、ネットなどで情報を探してもそんな情報なんて全く無い…。
当時の私と同じように困ってらっしゃる方がいるかもしれないと思いInstagramの方で投稿したところ500件以上保存していただきました。
今回は、反響が大きかった尿取りパッドの当て方についてご紹介したいと思います。
尿取りの当て方「いなり巻き」
なかなか情報がない小児向けの尿取りパッドの当て方。
成人向けのオムツはたくさん販売されていますが、小児向けで特に20kgを超えたあたりからメーカーも選べるほどの種類はなく限られた種類の中から子供にあったものを探し使用しなければなりません。
我が家は、赤ちゃんの頃からテープタイプのオムツを使用しており、現在のサイズで思いつくオムツの種類は片手に入るほどしかありません。
そう君は、よくサイドから漏れてしまい・・朝方洋服、シーツ、時にはお布団まで汚れて毎日のように洗っていた時期もありました。
小学2年生の頃に、学校の保護者でグループホームの見学へ行った際看護師さんに教えていただいた尿取りパッドの当て方が「いなり巻き」でした。
陰茎が小さくても、サイドから漏れない当て方。この当て方を採用しほぼ漏れなくなりました。
インスタグラムの方で紹介した後に、重症児デイサービスの看護師さんが実際にいなり巻きを使用されているとご連絡いただいたこともあります◡̈投稿してよかった、お役に立てて嬉しいです。
いなり巻きについて
いなり巻きは袋状になった尿取りパッドに陰部を差し込むように当てます。
陰茎が小さいと、男巻き(貝巻き)のように巻きつけてもすぐに外れてしまうため意味がない当て方になってしまいます。
しかし、いなり巻きは小さくても上から当てるだけなのであまりズレることなく装着することが出来ます。
「いなり巻き」作り方動画
一度覚えると簡単に作れるいなり巻き。自宅だけでなく、学校やデイサービスの先生方にも、サポートブックに作り方の写真載せ、どの先生にも分かるようにお伝えしていました。
学校でもデイサービスでも、色々な先生方に関わってもらうので、お願いするときは皆さんに周知してもらえるように親がある程度準備しています♪日々忙しい業務の中で、子供達に関わって貰っているのでお願いする以上分かりやすくお伝えしたいなと普段から気をつけています。
尿取りの当て方「ギャザー当て」
少し体が大きくなり、朝方の尿もれで悩んでいた時にオムツメーカーさんの講座に参加。そこで教えてもらった当て方を紹介します。
ギャザー当てについて
こちらのギャザー当て、男女兼用で使える当て方。
オムツに尿取りパッドを併用すると、夏場は特に蒸れてしまってお肌のトラブルにも繋がってしまったり。
このギャザー当て、実際当ててみると空気の通り道も確保できてとっても快適に着けることが出来ているようです。(本人に感想は聞けないので私の目線からの感想です꜆꜄꜆)
「ギャザー当て」作り方動画
いなり巻きほど手間もかからないので、介助する側にとってもメリットがあるなと思います。
年々オムツの性能も上がっているとオムツの講座で勉強してきました。
尿取りパッドを併用されていたり、尿もれに困ってる方の参考になれば嬉しいです。
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