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我が家の車から家までの動線(進入経路)について

目次

車から家に入る為の進入経路は?

 

約9年前に地元工務店で建てた我が家。

当時地元にバリアフリーモデル住宅が無く(今は県立の立派なモデル住宅があります)隣県にあるバリアフリーモデル住宅を見に行き、介護リフトやお風呂、玄関の広さや廊下の幅、間取りや動線など、一から勉強しました。

その時に、お部屋へ直接出入りする方法を知り現在の間取りが完成しました。

外構にスロープを設置する際、どの位置につけるのか悩みました。当初、スロープに幅を取られてしまい車の駐車スペースが十分に取れなくなっていました。

スペースを有効活用したいと、我が家は玄関へのアプローチや庭などを最小限にし車ごと部屋の近くまで上れるスロープを設置することになりました。

そうすることで、駐車スペースが2台→4台へ駐車スペースを確保することが出来ることになりました。

カーポートも通常より高さのあるタイプを選び、軒も長めにとり車から家までほぼ濡れずに移動出来ています

玄関とは別の入り口を設置

そう君は、玄関ではなく玄関横の掃き出し窓から出入りしています。

鍵は外から掛けれる物を設置し、室内には汚れ防止タイルカーペットを敷きそこで外用バギーから室内用座位保持装置へ移乗しています。

 

掃き出し窓入り口にグレーチング設置

掃き出し窓は段差がほぼない為、雨水が浸入する心配があります。掃き出し窓の前にグレーチングを設置する事で雨水の浸入を防ぐ事が出来ています。

この辺は自分達も勉強不足で分からなかった事ですが、我が家を建てた工務店さんがしっかり設置してくれました。

我が家を建てた工務店さんは大手住宅メーカーではないですが予約がいつも一杯で(2年待ち)ご紹介できないので、落ち着いたらまたご紹介したいと思います。

スロープを設置するときの問題点

スロープを設置する時に必要なのが、緩やかな勾配を確保する為のスペース(距離)です。スロープは、1度設置すれば地震などで壊れない限りコストがかかることはありません。

しかし、そのスペースを確保する必用があります。敷地が狭かったり、隣の家との距離が近くなりすぎたり。

そんな時に便利なのが段差解消機です。屋内や屋外に設置でき、小スペースに設置ができますがデメリットもあります。耐久年数が10年(しっかりとメンテナンスしている場合のみ)と短く、長期的にコストがかかってきます。

(YouTube動画:バリアフリーモデル住宅、見学行ってきた!より参照)

我が家の場合、スペースが確保でき、また駐車スペースも確保したかったので車が駐車できる幅のスロープを設置しました。

元々そう君は車椅子を自走するのが難しかったので最終的にこの様な形にしましたが、スロープの角度が急な為、自走で登ることはできません。

我が家は事情があり基礎を上げれるだけ上げて建てたので、角度まで計算していないですが急勾配です。

もしそう君が自分で車椅子が動かせたら別の方法を取っていたと思います。

佐賀県佐賀市にある在宅生活サポートセンターでは色んな角度のスロープや先ほどご紹介した段差解消機も設置してありますので、気になる方は実際に行かれて見学・体験されるのをオススメしてます。

佐賀県在宅生活サポートセンター

TEL:0952-31-8655

開館時間 / 午前 9:00 ~ 午後 5:00 休 館 日 / 毎週月曜日・祝日・年末年始

🔽ホームページURL https://saga-zaitaku-seikatu.jp

 

⬆️こちらは、私達が在宅生活サポートセンターに行って実際に体験してきた動画です。⬆️

スロープや段差解消機の他、福祉機器や福祉用品など紹介しています。。

車から家への動線についての感想

今回は我が家の「車から家への動線」についてご紹介しました。

『家』の中でも出入り口は使用頻度が高いんじゃないでしょうか。年齢や障害の程度によりますが、そもそもお風呂やトイレは使用するかわからないですしコストもかかってきます。

家への出入りは重要な部分ですので、新築や中古物件を購入する際も土地の形や家を建てる位置(中古物件の場合は家の位置)をよく考え、玄関の位置や玄関となる出入り口の位置を決めていきたいですね。

🔽我が家が福祉機器を導入した工務店さんが有料ですがオンライン相談をされています。🔽

株式会社 神崎工務店 福岡営業所 (担当:吉村)

〒811-1356 福岡県福岡市南区花畑1丁目20−38  

TEL:092-980-4953 FAX:092-980-6893

🔽神崎工務店のInstagramで情報発信中🏠

https://instagram.com/kanzaki.fukuoka

吉村さんは肢体不自由児・重症心身障害児・医療的ケア児の住環境整備の提案や車椅子ユーザーの住環境整備の提案などバリアフリー専門でされてる神崎工務店・福岡営業所の所長さんです。 県外の方はオンライン相談(有料)もされてますのでお気軽にご相談ください。

 

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この記事を書いた人

◌特別支援学校に通う一人息子そう君13歳
◌重症心身障がい児▸ 自閉症・全盲・ウエスト症候群
◌築10年目のバリアフリー住宅でのくらし𖤘
◌そう君ママ▸障がい児(者)ご家族のためのサークル「ケアマミ」代表
      ▸サポートブックストアkinari(きなり)店主
◌YouTube『重心っコのくらし』チャンネル(そう君パパ運営)

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