第一子死産~そう君を授かるまで
そう君は私たち夫婦にとって第二子になります。
そう君の前に妊娠15週、原因不明の子宮内胎児死亡で第一子を亡くしています。
待望の第一子、生まれてきてくれるのを夫婦で楽しみにしていましたがとても悲しい結果になりました。
私の子宮には奇形がありそれが原因かもしれないと、死産後は不育症の疑いがあったり、卵管造影の検査や、染色体の検査などもしましたが原因不明のまま、主治医と相談しながら次の妊娠を目指すことになりました。
と言っても、まだまだ気持ちは落ち込んだままでしたが、半年後に自然にそう君を授かることが出来ました。
妊娠後期~胎児の異常
前回のことや子宮の奇形の事もあるため、総合病院にかかりながら慎重に経過を見てもらいつつ、妊娠7ヶ月になり少量の出血のため管理入院となりました。
特に異常なく、入院して1ヶ月経った妊娠8ヶ月。
1週間に一度、主治医にエコー検査をしてもらっていましたが、いつもより頭部のエコー時間が長く「あれ?長いな」と感じましたが、その時は大した指摘もなくエコーが終了。
私の体調はというと、お腹の張りが急に強くなり、入院して以降毎朝行っていた胎児の心拍測定の際に赤ちゃんの脈が異常に早く気になりはじめていました。
再度1週間後にエコー検査となった際、事前になんの説明もありませんでしたが私の母とパパを呼ぶように主治医に言われました。
そこで、ようやく胎児の脳出血を告知されることになり、私と母は泣き崩れパパだけは静かに告知を受け止めていました。
医師から胎児の脳出血の告知
主治医からの告知の内容は
・レベルⅢ 重度の脳出血を起こし水頭症
・無事に生まれて来れるか分からない
・お腹の中で亡くなる可能性が高い
・無事に生まれても呼吸できない可能性が高い
・重度の障害が残る
・普通の幼稚園に通うことは難しい
・出産後すぐ水頭症の手術をしなければいけないだろう
告知の内容は、受け入れ難く泣くことしかできませんでした。
2.告知〜出産へつづく
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