GCU
生後10日目にNICUからGCU(新生児治療回復室)へお部屋が移動となりました。保育器からコットになり体温が上がらず一人毛布に包まれていたりで心配がつきませんでした。
ようやく私の両親にも会ってもらうことが出来(確か人数制限はあった)保育器から出ることができたため両親に初めて抱っこもしてもらう事が出来ました。
私の母は、あまりにパパに似ていたのでびっくり 笑
「可愛い」と言ってもらえて、それだけでちょっとだけ不安が和らぎました。
そう君は、ミルクを飲むのもゆっくり、授乳前に体重計で測って20分間授乳を頑張ったのに10gしか増えてない…。
生まれてすぐはよく寝ている子だったので、お口を刺激したり足を刺激したりと新米ママの私も四苦八苦。
足りない分のミルクを看護師さんに持ってきてもらい、哺乳瓶を使ってミルクをなんとか飲ませて面会終了。
面会を楽しみたいのに、授乳だけで終わり産婦人科病棟へ帰る日々がしばらく続きました。
その後、日が経つにつれ10ml、30、40mlと徐々に飲める量も増えて行きました。
退院に向けて沐浴指導
はじめての沐浴指導、他の子はゆっくりお風呂を楽しんでるのに、そう君はギャン泣きw
私が入れるのが下手なのかと落ち込みながら何とか看護師さんからの沐浴指導をこなしました。
とにかく過敏が強かったようで、水に対しての恐怖心が強く心配していましたが、授乳と同じく何度か回数をこなす内に泣かずに落ち着いて入れるようになりました。
今思うと、目が見えない分急にお湯に浸けられて体洗われてと慣れない環境に戸惑っていたのかなと思います。
子どもを残し先に退院
産後私の体調も特に問題なかったため、先に私だけ退院する事になりました。
病院からの距離が近い事もあり、実家に里帰りすることに。
そう君が居ない間、夜中も定時に起きて搾乳し、そう君の元に届ける日々が始まりました。
病院への行き来は、産後ということもあり両親に仕事の合間に送迎してもらってました、忙しい中ありがたかったな。
まだまだ出産したばかりでメンタルも安定せず不安でいっぱいでしたが、可愛いそう君に会うため気持ちを奮い立たせ病院へ向かいました。
すでにその時にはひどい眼振もあって、面会のたびに黒目が見えないほど上下に固定している様子を見て、大丈夫なのかと看護師さんにお話ししたり担当の看護師さんとの交換ノートには、目がおかしいのではと書き込んで不安を吐き出していました。
母子同室
そう君の水頭症の状態も特に変化なくバイタルも安定してミルクもある程度お口から飲めるからという事で退院に向けて産婦人科病棟でそう君と過ごす事になりました。
お家だと思って自宅での生活をイメージをしながら過ごしてくださいねと指導を受け、赤ちゃんのお世話で不安な部分は看護師さんに聞きながら過ごしました。
生まれてすぐのそう君は眠ってばかりで、夜中も泣く事なく過ごしていたため母乳が出過ぎてしまう体質の私は乳腺炎をギリギリ回避できた状態で、体の変化についていくのに必死で。
そんな中でも、そう君と2人で過ごせる事が嬉しくて、ずーっと寝顔を眺めていました。
母子同室を始めたタイミングで、姉と妹家族とも初対面。NICU,GCUへの入室は祖父母までと決まっていたためようやく会わせることが出来ました。
「目でか~」「パパそっくり」と変わるがわる抱っこしてもらえて、そう君を家族として受け入れてもらえたんだとホッとした気持ちでいっぱいでした。
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