【Room Tour】浴室編
我が家は、築10年目のバリアフリー住宅𖤘
建築会社は、大手のメーカーではなく地元の(同じ町の)工務店を選びました。
その工務店の社長さんが、将来リフトなども導入することを検討していたわが家のために介護向けのシステムバスのメーカーさんを調べて下さいました。
隣県の、工場兼展示場に実際に足を運び浴室を決定しました。
そんな我が家の浴室を紹介します。
浴室のメーカーはどこのメーカー?
メーカー:ダイワ化成(株)
商品名:システムバス ゆとりけあ SYY -1624A02
浴室サイズ:1624サイズ(1.5坪) 1,600mm×2,400mm
洗い場:1,600×1,600
浴槽のサイズ 詳細
浴槽:1,200×800×565mm
移乗台(青い台):400×800×440
ダイワ化成さんの「ゆとりけあ」シリーズには移乗台や椅子なども標準装備されており、浴槽のレイアウト変更なども可能。
またリフト設置にも対応できるよう考えられていたりと介護に特化システムバスです。
入浴用リフトを付ける前提で決めたこと
メーカーの工場兼展示場へ、工務店の社長さんと一緒に実際に足を運び、リフトを試乗したり介助台のは位置を決めたり、洗い場は左右どちらに配置するか、など実物を見ながら決めました。
現在の、我が家にあるリフトとほぼ同じような支柱式のリフトもあり試乗することもでき、将来像をイメージ出来たのもとても良かったです♪
バリアフリーのモデル住宅にも実際に足を運んで天井走行リフトも体験していましたが、支柱式リフトの方が見た目もスッキリしていたので天井走行型はお家を建てる前から我が家の中では選択からは外れていました。
浴室に設置してよかった物
浴室暖房はつけておいて大正解!私達が体を洗っている間、そう君は隣で横になっているので一緒にお風呂に入る予定で検討されている方は
是非、浴室暖房をつけるのをおすすめします!
我が家の脱衣所はフローリングなのでバスマットは必須なのですが、マットの上をシャワーチェアが通ると動きにくくて使えない。
そんな時に出会ったのが「ニトリ」の珪藻土入りバスマットでした!
吸収力もあり、段差も少なくゴムマットなので車輪もしっかり動いて凄く便利!
お風呂をバリアフリーにする時に考えること
我が家のお風呂は一般的なご家庭より大きいサイズの浴室ではないでしょうか。
もちろん、メリット・デメリットがあります。
メリットは浴室が広いことで色んな「自由度」が高いです!浴槽を設置する際、向きや設置する位置を選べるくらいあります。
ですが、もちろんデメリットもありまして…
それは、「価格」が高いこと。そして何より掃除が大変な事!(笑)先ほどの写真のように少し見栄えも悪く病院などの施設感がすごく出ます。
ですが、広さはもちろんバリアフリーに特化した浴室と言えます。
そもそもリフトを設置する必要があるのか
今や日中デイサービスなど色んな施設で入浴ができますし、訪問入浴などのサービスも利用できます。
上手くデイサービスなどの施設で毎日入浴や2日に1回ペースでの入浴をされてる方もいらっしゃると思います。
近所に入浴が出来る施設がない場合や訪問入浴などのサービスが利用できない場合、自宅での入浴が必要ですがリフト以外のコストもかかってきますし、
所得により費用が多くかかってくる方もいらっしゃいますので、ご家族で慎重に検討しなければなりません。
我が家の場合
『そう君がお風呂好き』これが我が家がリフトを導入した一番の理由です。ずっと一緒にお風呂に入りたいと思ったので迷いはありませんでした。
ショートステイを利用する際(1泊)お風呂を利用するの以外は家でお風呂に入ってるそう君。
そう君が4歳の頃バリアフリー住宅が完成し、そう君の体重が30kgを超えたくらいから私達の腕や腰の負担、水で濡れた体での抱っこがとても危険でリフトを購入しました。
バリアフリー住宅を建てる際は、子供がどのくらいの事が出来るようになるか見据えて家作りをする必要があります。
私達は将来的に自分達が使うようになる事もあるので、自分達が一生使えるように家作りをしました。
色んな種類のお風呂用リフト
我が家が使用しているのは左側の支柱式リフトです。その他にも右側の天井走行リフトなど数種類のお風呂用リフトがあります。
自治体により展示してあり見学・体験できる施設もありますので実際に使用してみるのがオススメです。
我が家の失敗談
私達は支柱式リフトを自分達が家を建てる際に想定していた位置にリフトを設置しましたが、リフトをつけた専門の業者さんから自分達が思っていたよりもすごいアドバイスをされて、
驚きと後悔が残る結果となりました。
左側が現在の我が家のリフトの位置です。この位置ですと浴室はどこでもリフトが使える位置になります。
右側が業者さんにオススメされた理想の位置。この位置に設置すると浴室から脱衣所までリフトでいけるようになり、抱える事なく介助台まで行く事ができます。
入り口付近に設置する事もできましたが、入り口を塞いでしまい出入りしにくくなってしまう為、私達は元々想定していた位置にリフトを設置しましたが、悔いは残りました。
約10年前にこのような細かい事も知ってらっしゃる業者さんにお話できていれば、もっと楽ができる理想のバリアフリー住宅が出来ていたと思います。
福祉専門の業者さんに是非ご相談を!
バリアフリー住宅を建てれる住宅メーカーは沢山あると思いますが、福祉専門の業者さんは少ないと思います。
段差や手すりを付けるだけがバリアフリー住宅ではありません。ぜひお近くにそういった福祉専門の業者さんがいましたらそういった方に相談だけでもされるのをオススメします。
家はとても高い買い物ですので新築で建ててそれが使えなかった場合、リフォームをしなければならなくなり無駄な費用が発生します。
中古物件や自宅をリフォーム検討されている方もぜひ1度相談するのをオススメします。
YouTubeでより分かりやすく解説!!
こちらの動画で浴室を解説してます。興味のある方は是非ご視聴ください。
最後に
私達がバリアフリー住宅を建てたときはSNSでの情報を発信されている方が少なく、色んなバリアフリー施設に足を運び勉強してました。
私達が1年前に福祉機器を購入したときにお世話になった「神崎工務店」の吉村さんと出会いがきっかけで今情報発信しています。 「実際に使ってる方の情報が1番参考になる」 という
のを知り、発信し続けて1年が経ちました。 今、不安を抱える若いパパやママの参考になれば嬉しいです。
吉村さんは肢体不自由児・重症心身障害児・医療的ケア児の住環境整備の提案や車椅子ユーザーの住環境整備の提案などバリアフリー専門でされてる神崎工務店・福岡営業所の所長さん
です。 県外の方はオンライン相談(有料)もされてますのでお気軽にご相談ください。
株式会社 神崎工務店 福岡営業所
〒811-1356 福岡県福岡市南区花畑1丁目20−38
TEL:092-980-4953 FAX:092-980-6893
🔽神崎工務店のInstagramで情報発信中🏠
https://instagram.com/kanzaki.fukuoka?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==
また、バリアフリーモデル住宅を見学や体験されたい方はお近くの自治体で検索されて下さい。
佐賀県ですと佐賀県在宅生活サポートセンターがあり、バリアフリーモデル住宅や福祉機器・福祉用品も見学・体験する事が出来ます。
お近くにない方はこちらの動画も参考にされて下さい。
佐賀県在宅生活サポートセンターでは、福祉機器・福祉用品の販売はしていません。
当日、団体客の予約など無ければ予約無しで対応していただけますので、お気軽に足を運ばれてみてください! また、講座・講習・研修も開催してます。
気になる方はホームページからどうぞ!
佐賀県在宅生活サポートセンター
TEL:0952-31-8655
開館時間 / 午前 9:00 ~ 午後 5:00 休 館 日 / 毎週月曜日・祝日・年末年始
🔽ホームページURL
https://saga-zaitaku-seikatu.jp
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