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障がい児(者)を育てるママやご家族のためのサークル「ケアマミ」

目次

重症心身障がい児(者)、障がい児(者)のママやご家族のためのサークル「ケアマミ」

 

地元で私が代表をしているママのためのサークル「ケアマミ」。副代表は、まだ子どもさんが3歳のお仕事復帰したばかりのママが引き受けてくれました。

九州在住の我が家、自然豊かな地域に住んでいますが、最近は重心(医療的ケア児)対応の児童発達支援施設も増え母子分離が早い段階から出来るようになり、ママ達の負担が減って環境が整いつつあり嬉しく思っていました。

そう君が小さな頃は重心児が通える施設は選べるほどなく、現在一緒の学校に通っているお友達もほとんど同じ児童発達支援施設に通っていました。

そんな中、SNSで出会ったのが車で5分もかからない距離に住んでいる療育園の後輩にあたる副代表と息子君。はじめて会って話をした時に、母子通園に通っても他のママは居ないし話せる機会が少ない事を聞き、それでサークルを立ち上げようと決めました。

ママやご家族のためのサークル

 

なぜ私が、このようにママやご家族のためのというフレーズにこだわっているかと言うと、子どもへの直接的な支援は増えそれがママへの支援に繋がっていると言うことは十分承知していますが、ママのメンタル、気持ちへの直接的なサポートは無いという経験を私がしてきたからです。

普通の子育てでも、産後うつになったり追い詰められるママも少なく無いですが、それにプラスして我が子が障がいを持っていると分かり、受容する暇もなく子育てや家事に追われる日々。

私は、胎児期にそう君の障がいが分かっていたんですが、それでも受容するのにかなりの時間を要したように思います。

可愛い我が子のために全力で療育施設に母子で通い、リハビリは多い時は週3日付き添い、療育がお休みの日はお仕事、盲学校への教育相談、その合間に家事、そして夜は泣き続けるそう君。

体力的にも精神的にも辛い時期を過ごしました。

辛い時期の楽しいひととき『ピアサポート』

 

だけど、そんな中で一番楽しかったのは一緒に母子通園に通うママ達とお話をするお昼ご飯の一時間。

笑い話をしたり、時には辛い出来事を一緒に泣いて共有したり、子どもの成長を一緒に喜んだり、夜一緒にお出かけしてリフレッシュしたり。今も思い出すと楽しかった思い出が蘇ってきます。

障害の受容の時期を同じ境遇のママ達と過ごせたことで自然とピアサポートが出来ていたんだなと思います。

 

ピアサポートとは・・共通項を持ち、対等な関係同士の支え合いを示す言葉で、お互いの経験を伝えあったり、気持ちを分かち合うことなどを指すものです。

※「ピア(peer)」とはもともと「等しい」「似た」という意味を持つラテン語由来の言葉で、日本語では「仲間」や「同輩」などと訳されます。

ママやご家族のためのサークル

 

今の時代、SNSで気軽に繋がれる時代にはなりましたが、やはり面と向かって話せる環境や地元の情報共有の場も大切だなと思い、地域の中で気軽に集まれるママやご家族のためのサークルとして活動を始めました。

集団で集まるのが苦手というママやご家族の方にも参加してもらえるように、個別のお茶会やオンラインでの開催も今後考えています。

サークルは続けていくのが大変だからね、と色々なサークルの代表さんにお話を伺うと言われていました。

継続していけるように、細くても長く切れ目のない活動をしていけたらと思います⟡

 

2023年12月現在

・毎月2回ケアマミcafe(茶話会)開催

・障害福祉の勉強会・イベントの企画開催

「ケアマミ」Instagramもしています!ご興味がありましたらフォローよろしくお願いします。

 

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