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可愛がられる子に育てたい!!

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短い秋休み

そうくんの学校は2学期制で10月1〜3まで実質3日間の短い秋休み。

前期終了という事で先生との懇談がありました。

前期は休みなく97日間通えた事、学校ではパニック自傷も少なく落ち着いて過ごせている事を聞きました。

保護者からの要望は?と先生に聞かれたけど特に無く。

見通しを持って学校生活を送れてるし、以前は大泣きしていた集会にもスケジュールやシンボル(具体物)で見通しを持って参加出来てる。自分の気持ちはサインやジェスチャーで伝える、「嫌だ」「良い」とYES・NOの意思表示も出来てる。

親としては穏やかに自分の意思で考えながら生活してくれたらそれで良いと思っているので花丸満点です。

先生に言ってもらった言葉で嬉しかったのが、短期的に見ず長期的に見るとしっかり成長しているという言葉。

親としては、ついつい早く結果を求めてしまうけど本人のペースで成長してると第三者に言ってもらえると嬉しくて。

周りと比べず本人の成長を長いスパンで見ていきたいと改めて思いました。

可愛がられる子に育てたい!

そう君が小さな頃は「良い子に育てないと!」「可愛がってもらえる子にしないと!」って気持ちが強く熱血療育ママでした 笑

ある精神科医の方が

「可愛がられる子に育てるには、可愛がる事」

と言われていて、それを聞いて確かにそうだな!と思って。

それ以降、愛情いっぱいに育てたらみんなに愛される子に育つ!と信じ肩の力を抜いて我が子の成長を楽しみながら子育てしています。

「子どもは親の鏡」って言いますが、本当にそうだな〜と思うことが最近多くて。

私が、帰宅の際頭を撫でながら「おかえり、頑張ったね」と言うルーティンがあるんだけど、今は逆に帰宅したそう君が私の頭を撫でて「ただいま、お利口さん」とやってくれます。

私以外にも先生や里子にも同じように優しく頭を撫でてくれるようになり、自分がされて嬉しいことを人にやると喜んでもらえると理解し真似をするようになりました。

愛情いっぱいに育てると、受けた愛情を人に与えることも出来るようになるんだな〜♪とそう君を見て感じています。

暗黒期のそう君

現在は穏やかに過ごせるようになったそう君ですが、小学生までは育てにくさ満載でした。

夜ご飯のメニューは毎日ミートスパゲティーじゃないとパニック自傷。朝と寝る前は毎日ドライブ(各2時間コース)、夜中も睡眠障害が酷く寝ない時は明け方までドライブ、数時間寝て起きると号泣、リハビリも機嫌悪く泣き止まなくて途中で帰宅、療育や学校でも室内にいるのが難しくお外へ散歩ばっかり。一日中泣いてる、寝ない、強度行動障害と言われる状態で私も気が狂いそうなほど大変な数年間でした。

自閉症と診断されて特性に対し適切な対応や環境を整えていくことで年単位で落ち着いてきましたが、今回の懇談で先生から「学校ではみなさんに可愛がってもらってる」と聞いて子育て頑張ってきてよかったと思いました。

今はニコニコ穏やかな毎日を過ごせているそう君、どんなに大変な子でも適切な環境を整え愛情いっぱいに育てることでみんなに愛される子に育ってくれるんだと実感しています。

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この記事を書いた人

◌特別支援学校に通う一人息子そう君13歳
◌重症心身障がい児▸ 自閉症・全盲・ウエスト症候群
◌築10年目のバリアフリー住宅でのくらし𖤘
◌そう君ママ▸障がい児(者)ご家族のためのサークル「ケアマミ」代表
      ▸サポートブックストアkinari(きなり)店主
◌YouTube『重心っコのくらし』チャンネル(そう君パパ運営)

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